グルメ&ライフ

【コラム】稲妻が欲しい ~羞恥心を巡るダイアローグ

ども! 前世はてるてる坊主だったカルスポ食堂・店長(@cul_spo)です!

今日はマル子と「羞恥心」を巡るお喋りをしてみました~

意識してなかったことがいくつか炙り出されたり、ちょっと面白い感じでした!

 

どう思われてもいいのに、隠していることがある

 

店長
店長
おーい、マル子。隠してることがバレる事の、なにが嫌で、なにが怖いんだろう。
マル子
マル子
人に知られるのが嫌なんでしょ。
店長
店長
で?
マル子
マル子
思ってた人と違うと思われるし
店長
店長
んー、で?
マル子
マル子
それっきりになっちゃうじゃニャい。拒まれてサ。
店長
店長
んー……それもあんまり怖く無いし、別にいいんだよなあ。
マル子
マル子
んじゃ、関係が変わること?
店長
店長
関係が変わること、怖いかな?
マル子
マル子
 一定の距離を保てなくニャるというか、ペースやリズム、慣れたつながり方を失うし。
店長
店長
んー
マル子
マル子
やっぱり軽蔑されることかニャ?
店長
店長
んー。軽蔑されたら嫌かな? どう思われてもいいんだけどな……

 

肯定して欲しいわけじゃないのに、否定はされたくない

 

マル子
マル子
愛してほしい。愛してほしいけど愛してもらえないから、セイフティネットを張るみたいに、はなっから、こっちから、こちらから拒絶してるとか。苦しくなって、人間関係から離れるしかニャいのも、そういうことなんじゃニャくって?
店長
店長
それは違うなあ。愛されたいって気持ちはゼロじゃないし……ただ、それ以上に、暑っ苦しくなるんだよな。いくつもの人間関係があって、向こうから愛されて求められて、声をかけられてるのはしんどい。
マル子
マル子
不特定多数からの愛情はいらニャいんだね。てんちょーが、そんなにモテてるよーには、ぜんぜん見えニャいけどね!
店長
店長
分かってる(笑)いっつもそんな感じでモテてますよーなんて、ぜんぜん思って無いし、言ってない!
マル子
マル子
多くの肯定は必要ニャいってことだ? 同僚とかチームメイトからも?
店長
店長
そうだなあ。付き合いが数ヶ月とか一、二年の同僚なら……不特定多数に含まれるかな。
マル子
マル子
じゃあ、もうほぼ、誰にどう思われてもいいんじゃニャい? それ以上の付き合いニャんて、家族くらいじゃなくって?
店長
店長
だったら、隠してることの……それが公になることのなにが怖いのかわからなくなるんだよなあ……

 

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労働や場所を共有する人たちに、拒否されたら困る

 

マル子
マル子
そこそこ安定した……安定っていうか、奈落の底じゃニャい暮らしとか、収入源をいっぺんに失うから……かニャ?
店長
店長
功利や打算か。
マル子
マル子
大人ってそういう取引を日々やってるんでしょ? お金とプライド、信頼と安心、差し出して……受け取って、また別のニャにかを返チて……
店長
店長
まあ、そうだよな。相手にとって害がなくて、あるていど普通で、利益をもたらす人間だと思ってもらえないと、働くことや付き合うことが許されない。その逆かもって感じられたら、たいてい切られちゃうからな。
マル子
マル子
一緒に働く上でのルールだよね。一緒に働く人には、どう思われてもいいわけじゃニャいね。

 

バレたら壊れるっていうのは「思い込み」

 

店長
店長
バカにされたり、ネタにされたり、面と向かってされるのは、いちいちうるせーなーって思いながら過ごすことになるから、単純に面倒なんだよな。
マル子
マル子
プライドもあるし。
店長
店長
そりゃあるよー。虚勢はってなきゃ、メンタルだって豆腐だし!
マル子
マル子
いばってる! アホみたいなことで、いばってる!
店長
店長
いやいや……威張るっていうかさ、ネタ会話の俎上になんて乗せられたくないでしょ。
マル子
マル子
どうニャんだろ。てんちょーは、嫌だと感じてることを避けるっていうより、「許されなさ」や「タブー」に「触れないように」してるんじゃニャい……?
店長
店長
んー、……かもしれない。
マル子
マル子
だとしたら、それって自意識だニャ。
店長
店長
自意識って言っちゃうと、なんだってそうなるだろ? 感じて、決めて、感じて、喋って、感じて、動いて……どれもこれも自意識から始まってる。
マル子
マル子
秘密を表に出したくないって気持ちも、自意識だし?
店長
店長
思い込みもな。
マル子
マル子
バレたら壊れチャうっていうのも、それも……思い込み。

 

セルフケアのために生み出される擬似的な(心理内の)関係

 

店長
店長
変態仮面みたいに下着を被って、スパイダーマンみたいにファイトしたくて、毎晩毎晩、公園で熱く踊ってます!みたいな嗜好は恥で、もし誰かに人に知られたら生活も信用も収入も失って、暮らしの大部分がぶっ壊れる!っていうのも思い込みだよな。
マル子
マル子
面白いじゃん!って言われるかもしれニャいよね。あとは、誰にも見せてニャい、知らせてニャい間は……その趣味・嗜好、咎められてもいニャい。だから、どう思われるかニャんて、やっぱりわからニャい。
店長
店長
そう。自分で自分を縛って、ばれたらダメ!って命令して、ばれたら立場や生活が危うくなることを抱え、実行して、繰り返してるなんてクズの所業……って自分を責めている。
マル子
マル子
自慰行為じゃニャいか! ひとりプレイ……
店長
店長
ひとりプレイが気持ちよくて、ずっとやってたくて……かなあ
マル子
マル子
ひとりプレイを続けるためには抑圧が要るニャ。
店長
店長
抵抗感とか罪悪感とか……
マル子
マル子
敵役とか脇役とかサディスト役とかマゾヒスト役とか!
店長
店長
羞恥心は気持ちいいのか。そうかあ……?
マル子
マル子
もしもそうなら、その気になったらいつでも恥じらいを感じられるように、自分を恥ずかしがらせる設定や条件、人物、対象が欠かせニャいね。
店長
店長
それはそうだけど、おれは別に……ひとりプレイを成立させるために、あえて敵役を作り出したり、自分を追い込む設定に生きてるつもりはないんだよ。
マル子
マル子
ふーん。無意識や体質だったら、気づいてニャいだけかもよー。性癖とかって、そういうもニョでしょ?
店長
店長
絶対にひとりプレイしてません!なんて断言はできないよ。ただ、むしろ、どうにもならない社会だとか現状、職場、どうにもならない人間関係だとか……自分のポリシーにそぐわないことがらに対処しようにも、直接的になんも出来ない、実体がなかったり、相手がいることだから勝手に動けなかったり……そんな現実感・身体感覚をケアするため、擬似的な関係が必要なんかもなー
マル子
マル子
代替行為。
店長
店長
投影だよな。やるせなさを感じさせる関係性・現実を心のなかでつくったシステムに落としこんで、擬似的に解消しようとしてる。
マル子
マル子
じゃあさ? もしも……恥じらいの原因がボロっとこぼれ出して、同僚や知人、友人にみんなバレて……隠していたからこそ機能してた、その「疑似体験」させるシステムが壊れたら、どーニャるの?
店長
店長
そりゃ、いっしょに壊れちゃうんじゃない。メンタルも。

 

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換えがたい強烈な解放感

 

マル子
マル子
違うんじゃニャいかニャ~。
店長
店長
そう?
マル子
マル子
壊れニャい。壊れニャくて、「あれ? バレたけど、壊れてないな、おれ」って気づいて。
店長
店長
うん。
マル子
マル子
そのあとで、「自分らしく生きられない」とか「本音で居られない」、「バレたら、みんなご破算!」って前提が、思い込みだったんだニャ~って、勘違いだったんだニャ~って気づく。
店長
店長
不要になるな、擬似体験の仕組みは。
マル子
マル子
それも、ほんの一時のことだけどニャ。
店長
店長
一時?
マル子
マル子
んー、だってさ。擬似装置を生み出した現実感とか諸問題がだよ? ひとつなはず、ないでしょ? 限定的なものニャの?
店長
店長
いや……そりゃ知り合いの数だけ人間関係があって、取引先の数だけ利害関係があって、うまくいかないことは動くたびに感じて……
マル子
マル子
だわさ。それニャらさ? 「これがバレても大した問題は起きなかった」って感じて、ひとつの思い込みから解き放たれたり、ひとつの凝り固まりがほぐされたりしても、また別のニャにかに抑圧されて、自分を閉じ込めて、そこからちょっとはみ出すスリルや快感、敵役との本音の部分のさぐりあいとか、そんなことは終わりがニャいんじゃない。
店長
店長
終わりがないことは、分かってる……無意識で。
マル子
マル子
生きてる限りは、終わりがニャいニャ。
店長
店長
命にかまかけて、くるまって、ひたすらひとりで遊んでるのか。
マル子
マル子
擬似的な関係……心のなかだけにとどめている葛藤や抑圧、人にいえない趣味・嗜好への溺れ……溺れて酸欠になってる状態も気持ちいい、もしも秘密がバレて、トラブルや修羅場・緊迫したシーンになっても、それ自体が気持ちいい、さらに、バレたけど思ったほどのピンチにならなくて、強烈な解放感はなんにも換えがたいほど恍惚とさせてくれリュ。

 

燃え尽きられたら楽だけど

 

店長
店長
昆虫だったら、蛹を割って世界に這い出す瞬間か。
マル子
マル子
蚕なら繭を食い破る瞬間だニャ。
店長
店長
かもしれないな。
マル子
マル子
圧倒的な絶頂感だニャ。
店長
店長
すべてが「誤解」だから。いつまでも世界には追いつかないんだよな。
マル子
マル子
それもひとつの……というより、絶対的な敗北で、負け続けている間、ずっと痺れていられるんだ。
店長
店長
痺れているっていうのは言い訳になるわけだ。
マル子
マル子
言い訳であると同時に、生きてる証みたいニャものを感じさせてくれるよニェ。
店長
店長
いつか、どこかで、順序が逆さになる。
マル子
マル子
生きてる実感が乏しいから……自意識が薄くって存在も朧げだから……
店長
店長
痺れることで自分の存在をつよく感じて、痺れに依存することになる。
マル子
マル子
とりあえず、そういう悟りの瞬間、痺れを書いたら?
店長
店長
人生は痺れの連続だ。
マル子
マル子
痺れが連続していさえしたら、そこに人生がある。
店長